(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画
2019年1月着工予定。2022年4月オープン予定。
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どんな施設?
渋谷駅周辺では、渋谷ストリームや渋谷ブリッジなどのオープンを控え、大型の開発が進んでいます。その一方で、渋谷全体の活性化や回遊性の向上を目指して周縁部の開発も進められています。今回の「渋谷道玄坂二丁目開発計画」もその一つです。株式会社ドンキホーテホールディングスが事業主となるこの計画はどのようなものになるのでしょうか。
開発の目標
1.文化村通りの新しい拠点整備
~商業・事務所・ホテルの複合開発による拠点形成~
- 【商 業】「街の結節点」となる立地特性を活かし、日常的に渋谷で暮らす、訪れる、働く人々への商業サービスを提供する
- 【事務所】クリエイティブなオフィスワーカーをターゲットとしたビジネス環境を作る
- 【ホテル】渋谷のホテル需要に対する強化の一端を担う
2.多様な回遊同線の創出
~エリアの活性化、愉しみながらの散策~
- 駅周縁部に拠点を形成することで、渋谷全体における回遊ネットワークの活性化に貢献する
- 敷地の中の動線で繋いでいくことで、街の楽しい回遊空間を創出する
3.防災・防犯性の向上
~安全・安心に繋がる街づくり~
- 狭隘、行き止まり道路を一部撤廃し、敷地内に安全な道を通すことで防犯性の向上を図る
- 老朽化した擁壁、建物を撤去し、耐震性の高い建築により大地震に備える
- 11、12階のホテル共用部を帰宅困難者受け入れスペースに設定し、防災備蓄倉庫を配備することで、エリアの防災拠点として機能する
これらの開発目標をもとに、以下の画像のような28階建ての大きな建物が建設されます。
チェックポイント
筆者的に気になるチェックポイントを紹介!
「3.防災・防犯性の向上」では、『ホテル共用部を帰宅困難者受け入れスペースに設定し、防災備蓄倉庫を配備する』と記述されています。渋谷駅はJR東日本、東京急行電鉄、京王電鉄、東京メトロの4社が乗り入れており、鉄道利用者のピークのAM8:30前後では、1.7万人が駅に滞留し、さらに1.1万人が乗車中だというデータがあります。
発災時は、これらの合計2.8万人が駅外に流出・滞留する可能性があり、帰宅困難者で駅周辺が溢れることは容易に想像されます。首都直下型地震などが起こる可能性は十分に高いため、このような施策がされていることはチェックすべきポイントだと思います。
この再開発で、街のにぎわいに加えて、より安全安心な街になることを期待しましょう!
詳細情報
オープン日 | 2022年4月予定 |
場所 | 東京都渋谷区道玄坂二丁目1番6号 外 |
アクセス | 渋谷駅から徒歩2~6分圏内 |
営業時間 | 未定 |
休館日 | 未定 |
駐車場 | 不明 渋谷駅周辺の駐車場はこちら |
地図
参考
渋谷周辺の開発情報はこちらから!
【渋谷駅周辺開発マップ】
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